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研究活動教育活動研究成果


1.研究活動

 
1)活動内容

 放射線生物学を中心として、特に、放射線による細胞致死のメカニズムの解析に分子生物学的手法を用いて研究を進めている。用いるScid細胞は二本鎖DNA依存性タンパク質キナーゼ(DNA-PK)が欠損している。Scid細胞にヒト8番染色体断片(8q11)を導入したScidハイブリッド細胞は、DNA-PK活性が検出され、野生株と同じ程度まで放射線感受性が回復する。放射線や放射線増感剤(抗がん剤、トポイソメラーセII阻害剤etoposideおよびDNA-PK阻害剤Wortmannin)に対するScid細胞の感受性を細胞周期の違いにより求め、DSB再結合能と細胞周期との関係を明らかにする。また、DNA二重鎖切断修復とDNA-PK活性、p53蛋白量の関係により、細胞内でのDNA損傷とシグナル伝達の機構を解明する。

 2)テーマ

 @ 放射線生物学の研究
 「培養細胞における放射線感受性を決定する因子の解析」
 「培養細胞における温熱感受性を決定する因子の解析」
 「Scid細胞の重粒子線に対する感受性」

 A原爆放射線の再評価
 「被曝岩石中の152Euの測定」
 「歯のエナメルを用いたESR測定法による被ばく線量の評価」

 B放射線管理学
 「空気中の放射性物質濃度の迅速測定」
 「個人線量計の校正方法の検討」
 「入退出データを用いた給排気設備管理システムの開発」
 「環境モニタリングの空間線量率測定における報告書作成の効率化」
 「放射線施設でのノウハウ集の編集」
 「放射性同位元素取扱施設における放射線管理の安全性に関するリスク評価」

 

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2.教育活動

学校と科目など
担当授業科目名
授業時間数
担当期間
熊本大学
医学部保健学科
診療放射線技術学科
3年生
放射化学・管理学実験
後期:45時間
平成10年度〜

(内容)医学、理工学、農学におけるRIの利用は多方面にわたっている。本実験ではRIの取扱を習得することを第一目標にし、さらに放射化学的分析法の基礎を習得する実験。放射線を利用するためどのような法令、規則に基づいているか、放射性同位元素取扱施設に立ち入り、実験学習を通じて放射線管理学の実際を習得する実験。

医用安全管理学
後期:1.5時間
平成11年度〜

(内容)

 

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3.研究成果

英文論文
1999年
1. M. Ihara, A. Suwa, K. Komatsu, T. Shimasaki, K. Okaichi, E.A. Hendrickson, Y. Okumura. Heat sensitivity of double-stranded DNA-dependent protein kinase (DNA-PK) activity. Int. J. Radiat. Biol. 75(2), 253-258, 1999
2002年
1. T. Shimasaki, M. Ihara, Y. Furusawa, Y. Okumura. Induction of DNA Double-Strand Breaks in Scid Cells by Carbon Ions. Radiat. Prot. Dosim. in press , 2002
和文論文
1998年
1.浦田芳重、後藤信治、趙 成三、飯田哲也、近藤宇史、島崎達也、奥村 寛.放射線によるグルタチオンの合成の調節.広島医学 51、432-434、1998年
2.井関充及、岸川正大、近藤久義、島崎達也、佐々野笑行、佐藤 浩、関根一郎.老化促進モデルマウス(SAMP1TA/Ngs)における放射線の影響−海馬CA1領域の synaptic density の定量的解析.広島医学 51、394-396、1998年
和文著書
1999年
1. 奥村 寛、島崎達也、吉田正博、「地域創造と大学 14章 長崎原爆プルトニウム測定と大学」、編集:長崎大学生涯学習教育研究センター運営委員会、長崎大学(長崎)、pp.179-185、1999年
 2002年
1.島崎達也,岡市協生,井原誠,「−翻訳− 広島・長崎マンハッタン管区原子爆弾調査団最終報告書 セクションB:放射線」,監修:朝長万左男,奥村 寛,長崎大学(長崎),pp.162-235,2002年

 

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[UPDATE 2003.9.1]